文系学部卒で2003年に富士通株式会社(以下、富士通)に入社。
共通技術本部のLinux開発を推進する先鋭の部署で、大規模勘定系システムのホストからサーバへのマイグレーション開発・構築を経験。
2003年から、アジャイル開発のひとつであるXP(eXtreme Programming)を取り入れた開発を実践しており、XPJUG(日本XPユーザグループ)のスタッフとしての活動も2004年から行う。
その後、メーカーの縛りのないSIerに魅力を感じ、2006年2月に株式会社野村総合研究所(以下、NRI)に転職。足掛け13年、保険会社のお客さまを相手にした複数のプロジェクトを経験した。
Webアプリ開発、基盤構築、運用管理、マネージメントのすべてを経験し、大規模プロジェクト開発を立ち上げから組織をリードできるプレイングマネージャとして活躍した。また、若手の技術力向上の支援から、社内のアジャイル開発の啓蒙、推進などの役割も担い、2018年には日本一のアジャイル関連イベントであるAgile Japan2018にNRIをゴールドスポンサーに導いた実績を持つ。
2018年6月からは、富士通やNRIなどのSIerで得た経験と実績をもとに、B2CであるWeb系のベンチャー企業のレバレジーズ株式会社(以下、レバレジーズ)に移籍。レバレジーズで技術顧問、レバテック株式会社でCTOとしてエンジニア組織を掌握する一方、BIT VALLEY -INSIDE-を主宰。コミュニティや勉強会への登壇やイベント開催を多く手がけ、若者に活躍と情報交換の場を提供するために奔走する。
また、2019年10月より筑波大学の非常勤講師としてenPiTのプログラムであるビジネスシステムデザインの分野で教鞭をとる傍ら、認定Scrumプロフェッショナル(SM・PO)として大手会社のアジャイルコーチ、DXコンサルタントとして活躍している。
2020年2月から株式会社medibaに移籍し、SrManagerとしてauスマートパス、5Gエンターテインメント領域のシステム責任者を担当している。
登壇実績:AgileJapan、Regional Scrum Gathering Tokyo、DevOps Days Tokyo、POStudy、XPJUG、 ISACA、JISA等
講師紹介
森實 繁樹
もりざね しげき
プロダクトマネージャ、アジャイルコーチ、DXコンサルタント
IT
- ITその他
新分野
- DX(デジタルトランスフォーメーション)
ビジネス
- ビジネスその他
おすすめポイント
プロジェクトマネジメント、プロダクトマネジメント(0→1のプロダクト開発、1→10のプロダクトグロース)、アジャイル開発、ウォーターフォール開発、Scrumなどの知識や経験から社会に通用するIT人材の育成を得意とする。
主な講義テーマ
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プロダクトマネジメント概論
世の中にはサービスが溢れていますが、当たるサービスと当たらないサービスがあります。
果たしてサービスはどのように生み出され、どのように開発されるべきなのか。
ステークホルダーとの関係や組織論を交えたチームビルディングに踏み込み、仮説検証までの一連をおさえます。 -
プロダクト開発基礎
昨今、DXの文脈でアジャイル開発は大きく取り上げられています。
この講義ではアジャイルを活用したプロダクト開発の基礎を学びます。
アジャイルとはなにかからはじめ、アジャイル開発の基本である「価値」と「原則」の理解、アジャイル開発のやりかたの基礎を身につけ、DXへの適用を理解します。 -
プロジェクトマネジメント基礎
プロジェクトははじまりとおわりがある有期的な活動です。
世の中にはさまざまなプロジェクトがありますが、それらの初期、中期、後期においてそれぞれどのようなことを行うのか、どのように考えて運営するのか、PMBOKのスコープにあわせてわかりやすく基礎をおさえます。 -
Scrum基礎
社会におけるモダンな開発フレームワークの一つであるScrumを基礎から全体感を体得します。
Scrumは「透明性」「検査」「適応」の3つからなりますが、時間があればそれらをワークショップ形式を用いるなどで、実践的な知識として身につけます。
実績
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学校授業
筑波大学 ビジネスシステムデザインB(2019〜) -
企業研修
新卒向けプロダクト開発演習他 -
その他教材開発・書籍執筆等
エンジニアマインド Vol.7,技術評論社(2007)