システム開発者の教育と、システムの開発および運用に10年以上携わっております。
おかげさまで教育は企画や設計から任せていただけるようになりました。
また、システム開発に関しても、他社の開発体制の改善なども任せていただいております。
システム開発と教育の両方を実施していく中で、設計スキルを上げるには自分が書いたコードを改善していくことが効果的であることが分かってきました。
上記を踏まえた上で、体系的なカリキュラムの中に組み込みやすいように、今回の講義テーマを作成いたしました。
システム開発業界で働いている一人としても、質の良い技術者に増えてほしいと願っております。
こちらに書いてある講義以外でも、ご相談に乗らせていただきますのでご連絡いただければ幸いです。
講師紹介
濱脇 亘
はまわき わたる
有限会社wisdom 取締役
IT
- 設計
- プラグラミング
おすすめポイント
リファクタリングをしていくことで、設計スキルを向上しようというアプローチの講義です。
同じものを作るとしたら、1度目よりも2度目、2度目よりも3度目の方が、質の高いものを早く作ることができます。
これだけでも設計スキルは向上しますが、リファクタリングはこの効果に加えて、既存のものを壊さないというハードルが付与されるため、より高いスキルの向上が見込まれます。
主な講義テーマ
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Gitをちゃんと使う
Gitは今やインフラと言って良い要素ですが、リファクタリングする際にもなくてはなりません。
この講義では、Gitを実際に使いながら解説をすることで、Gitの基本的な使い方や考え方を理解することを目的にしています。
必要とする時間は連続した9時間程度で、専門学校であれば連続した2日間が必要になります。 -
体験リファクタリング
受講生がつくったコードをリファクタリングする様子を見ていただきます。
どのように考えているか、これから何をしようとしているかを常に話しながら実施するので、思考の仕方も知ることができます。
自分のこととして捉えてもらうために、受講生がつくったコードを使用することを前提としていますが、リファクタリングをすると自分が否定されたように感じる受講生もいます。
その対策が必要な場合は、受講生の癖を熟知している先生に、よくあるパターンのソースコードを組み合わせて仮名性の高いものをご用意いただければと存じます。
また、当日はアシスタントの方を1名、ご用意してくださいますようお願いします。
受講生には、リアルタイムにリファクタリングをされていく様子を見ながら、チャットなどにどんどんと感想や質問を書いていただきます。
アシスタントの方には、その感想や質問を取りまとめたり、私が熟考して黙ってしまったときなどに、問いかけをしていただくなど、進行のお手伝いをしていただきたいと思っております。
時間は90分〜120分を予定しています。 -
実践リファクタリング
こちらは受講生が自らリファクタリングをしていくものです。
はじめはハンズオン形式で行い、次の段階では、タスクのレビューおよびコードレビューを行います。
そして最終的にはコードレビューのみという形に段階的に変化していきます。
時間は特に制限はありませんが、最初の出だしのみ90分〜120分必要かと思います。
実績
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学校授業
専門学校で「Gitをちゃんと使う」の講義を2015年から毎年行わせていただいております。
また、過去にはAndroid開発入門を実施させていただいたこともあります。 -
企業研修
新入社員に14年ほど携わっております。
また、同じ企業様の研修を10年行っており、その研修には企画段階から参加させていただいております。